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インフルエンザワクチン

いつも大変お世話になっております。まだまだ暑い日が続きますが、今年のインフルエンザ流行に備え、ワクチンの接種がメトロメ ディカル センターにて可能となりました。 Sanofi Pasteur VaxigripTetra Vaccine   (HK$350/1回)生後6か月以上で接種可能ですが、9歳以下でこれまでにワクチン接種の経験がない場合は、少なくとも4週間以上開けたうえで2回目の接種を受けてください。 インフルエンザのワクチンは製造に鶏の有精卵が使われてきましたが、卵アレルギーの方には、接種に不安が伴いました。近年卵を使わない新しい製造法が開発され、実用化されていますこのワクチンの入荷は10~11月になりますが、香港でも接種が可能です。Sanofi Pasteur Flublok Vaccine (HK$500/1回)上記の料金はMetro Medical Centreでの「接種料金」です。場合によっては診察料がかかりますので、どちらの医療機関を利用されるにしても接種をご希望される場合は必ず当該医療機関にお問い合わせください。

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感染症情報(2023年4月)

感染症流行情報 2023年4月                               全世界:新型コロナウイルス流行状況23年4月は南アジアや中東で新型コロナウイルスの感染者数が増加傾向にあります。とくにインドでは、オミクロン株の新しい亜型であるXBB.1.16が拡大しており、それによって患者数が増えている模様です。XBB.1.16は現在、世界的に流行しているXBB1.5に近縁のウイルスですが、免疫逃避に加えて感染力がやや強い可能性があります。WHOも4月17日に、XBB.1.16の監視レベルを1ランク高くしました。なお、日本では5月8日から新型コロナウイルスが5類感染症に移行されます。これに伴い、入国時に要求していたワクチン接種証明書や出国前検査証明書の提出が不要になります。 東南アジアでのデング熱流行状況東南アジア各国でデング熱患者数が増加しています。マレーシアやベトナムでは2万人以上、フィリピンでは3万人近くの患者が確認されており、いずれも昨年同期の2~3倍の数になっています。一方、シンガポールでは約2000人と昨年よりも少ない数です。東南アジアはこれから雨季に入るため、患者数はさらに増加することが予想されます。旅行に際しては蚊に刺されないよういっそうの注意が必要です。 中国での鳥インフルエンザ患者の発生中国で今年2月末に、鳥インフルエンザA(H3N8)型に感染した患者が発生ました。この患者は広東省の56歳女性で、病状は重症とのことです。感染源は家禽と推定されています。中国ではA(H3N8)型の患者が22年4月~5月に2人確認されており、今回の患者は3人目になります。なお、中国では鳥インフルエンザA(H5N1)型およびA(H5N6)型の患者も発生しています。 フィリピンでジフテリアの患者が増加フィリピンでは今年になりジフテリアの患者が増加しています。3月末までの患者数は昨年が3人でしたが、今年は33人で8人が死亡しました。このうち12人が首都マニラ周辺での発生です。ジフテリアは飛沫感染などにより拡大する感染症で、三種混合ワクチンによる予防が有効です。

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世界感染症流行情報

世界感染症流行情報 2023年2月 新型コロナウイルス流行情報2023年2月は世界全体で新規感染者数が減少しています。(WHO、2月22日)ウイルスの種類はオミクロン株のBA5系統(BF7、BQ1)、BA2系統(BA2.75、CH1.1)、組換え型(XBB、XBB1.5、XBF)が共存しており、国や地域により流行状況が異なります。米国ではXBB1.5が8割以上を占めていますが(米国CDC 23-2-18)、ヨーロッパではBQ.1が4割と主流になっています(ヨーロッパCDC 23-2-17)。日本でも新規感染者数は減少しており、BQ.1の検出が4割と最も多くなっています(厚労省アドバイザリーボード会議 23-2-22)。 インフルエンザ流行情報23年2月になり北半球でのインフルエンザ流行は収束しつつあります(WHO、2月20日)。米国では感染者数が流行レベル以下になりましたが、B型がやや増加傾向にあります(米国CDC flu view 2月17日)。ヨーロッパではまだ感染者数が多い国もありますが、全体的に減少しています(ECDC2月17日)。東アジアではモンゴルを除き感染者数はあまり増えていません。なお、マレーシアでB型による感染者数の増加がみられています。 サル痘の「公衆衛生上の緊急事態」継続23年2月9日にWHOは、サル痘(mpox)を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の対象に引き続き指定することを決めました(WHO 2月15日)。感染者数は世界的に減少していますが、中南米などでまだ多いことによります。昨年5月からの世界流行で、今年2月下旬までに110か国から8万6000人の感染者が確認されています(WHO 2月21日)。 デング熱の流行状況マレーシアでは今年1月から2月初旬までにデング熱患者が1万人以上発生しており、昨年同期に比べて約3倍多くなっています(WHO西太平洋 2月16日)。ベトナムでも1月から2月中旬までに1万人の患者数となり、昨年同期の2倍の数です。今年は東南アジアで、昨年以上のデング熱流行が起こる可能性があります。 そのほか赤道ギニアでマールブルグ熱の発生、パラグアイでチクングニア熱の流行が報告されています。またコレラがマラウイ、コンゴ民主共和国での流行が伝えられています。